アトピーにビオチン療法が良いって本当?アトピーにおすすめの理由は?


別名、ビタミンH、コエンザイムRとも呼ばれ、水に溶けやすい水溶性ビタミンの一つです。水洗いや加熱で溶けやすいので、茹で物や煮物よりは、蒸し物や炒め物が適しています。
ビオチンは皮膚炎を起こす原因、ヒスタミンを抑制したり、糖や脂質、たんぱく質の代謝を助け、皮膚・粘膜を健康維持させるビタミンです。また、コラーゲンの生成も促進します。
皮膚を作る細胞の活性化や、老廃物の排泄の促進、肌の代謝を正常にするなど、皮膚科でも処方される安全なビタミンです。不足すると、皮膚症状、結膜炎、筋肉痛、疲労感、食欲不振などの症状が出るので摂取が必要です。

 

ビオチン欠乏の原因とは?

卵の白身に含まれるアビジンというタンパクがビオチンの働きを邪魔し、ビオチン欠乏症を発症します。加熱すればよいので、生卵の食べ過ぎは注意です。
ニコチンを代謝する際、ビオチンが消費されるので、喫煙も欠乏症につながります。
また、ビオチンは腸内の善玉菌でも生成されます。抗生物質は腸内細菌のバランスを崩すので、ビオチンを生産する力を弱めます。
過食も脂肪酸に代謝する過程で、ビオチンを多量に消費するので欠乏症になりやすいです。
腸内環境で、悪玉菌が強いとビオチンが悪玉菌によって破壊され欠乏し、免疫機能に異常がおきて病気が発症します。

 

アトピー性皮膚炎


アトピーは良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある疾患です。
もともとアレルギー体質の人、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症です。
湿疹とかゆみの再発を繰り返し、なかなか治らず慢性化します。6カ月以上(乳幼児は2カ月以上)続くと、慢性と判断されます。
湿疹は、皮膚はじゅくじゅくし、ささくれて皮がむけた状態です。長引くと皮膚がごわごわ硬くなります。手足の関節の内側、首、目や口、耳のまわりなどにできやすいです。
アレルギーを起こしやすい体質の人に、喘息、花粉症、食物アレルギーの人がいます。この体質をアトピー素因と言います。

 

ビオチン療法のやり方


ビオチン療法には、病院で薬を処方してもらう方法通販などでサプリメントを購入し自宅で飲む方法があります。お店で販売していない所が多いので、通販だと確実です。
病院だと、保険適用で注射と内服の方法があります。
内服薬はビオチン、整腸剤(悪玉菌を抑え、腸からビオチンの吸収をよくする)、ハイシー顆粒(ビタミンCで、ビオチンの作用を助ける)が調合されています。この3つの調合で効果を発揮します。
ビオチンは排出されるのが早いので、朝晩2回飲んで下さい。
この際、卵白(白身)を生で食べないでください。加熱すれば食べてもOKです。タバコも吸わないようにしてください。

 

ビオチン療法の効果について


サプリメントで摂取する人も多いですが、病気の治療法としてもビオチンサプリが使われます。それがビオチン療法です。摂取することで、掌蹠膿疱症、尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎などを改善する効果があると言われています。
また、花粉症などのアレルギーを緩和するとも言われます。

 

脱ステロイドに向けて

アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、掌蹠膿疱症の症状がひどい場合、ほとんどが塗り薬のステロイド剤で治療します。しかし、ステロイド剤は長期で使用すると副作用も多いので、なるだけ短期で少量使うのが理想です。
そこで、ステロイド剤の使用を減らすために、ビオチンを飲んで症状改善を図る治療法になります。
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ビオチン療法を行う医療機関

アトピー・尋常性乾癬、掌蹠膿疱症などの患者さんは、血清中のビオチン濃度が低下している場合があります。その患者さんに、よく摂取させると濃度が上がり、症状が和らぎます。この療法はすべての病院で受けられる治療法ではなく、全国でいくつかしかありありません。
免疫異常を治す作用があり、アレルギーになりにくい体質へ改善する研究結果もあります。症状で悩んでいる人、薬で治らない人は、この療法を試してみるのも良いでしょう。
他には、ビタミンCとミヤリサン錠(整腸剤)を摂取し、弱いステロイド軟膏を使う治療法もあります。症状が治まれば、ステロイドはやめます。

 

どれくらいで効果があらわれるか

長期で治療することになります。治療開始から、数か月から1年かけて効果が少しずつ現れます。
治療中は治ったり、悪くなったりを繰り返しながら、徐々に効果が出てきます。
長い目で治療するのが望ましいです。また、治療と同時に食生活の改善も大切です。
例えば生卵に含まれる白身を控え、加熱することです。
αリノレン酸(オメガ3に分類される必須脂肪酸)、n ?系脂肪酸の摂取量を増やすのも良いです。青魚や、アマニ油に多く含まれます。
バランスのいい食事を心がけ、腸内環境を改善しましょう。喫煙や多量の飲酒も控え、生活習慣の改善が症状の改善につながります。

 

まとめ

うつ病などの精神疾患も、再発を繰り返しながら、少しずつ治ります。
ビオチン療法で治る過程に似ています。アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患で悩む人は精神疾患を抱える人も多いです。
ぜひ、ビオチン療法で根気よく治しましょう。